沖縄ツアー③

アウトレットモール

あっという間に最終日。本当なら4,5日くらいのんびりしたい所ですが、仕事もあるし、帰らなきゃいけません。
今日はまず、オット希望の北谷にある中日ドラゴンズのキャンプ地へ。オット以外のメンバー的には「お金を出してくれてるし、まあ、コレくらい仕方ないかぁ」のノリだったのですが、練習が始まりそうな気配はまるでなく、どうやらお休みのご様子。そういえば、ホテルのすぐ隣の野球場(ベイスターズキャンプ地)にも朝からずっとブルーのシートがかけられていたっけ・・・。オットがっくり。写真だけ撮って退散。ついでにすぐそばの巨大ジャスコで、土産物などをたんまりと買い込む。相変わらず、義父母と義妹のお土産量はすさまじく(近所にばらまくのか?)、泡盛や菓子や油味噌などで次々とカゴがいっぱいになる。結局、持ち帰るのが大変なので航空便で送ることにしたらしいです。
空港に向かう道すがら、沖縄で唯一というアウトレットモールにも立ち寄る。ショップの数は結構たくさんあって、それほど客はいなかったので、ゆっくり見ることができたのだけれど、年齢を重ねるごとに物欲が薄くなってきているらしく、結局買ったのは、夫婦でベルト一本のみ。いいのか、それで。
そして、3日間お世話になったレンタカーを返却して、飛行場へ。以前にも書いたことがあるけれど、私は飛行機が苦手です。どんなに安かろうと、国内ならば可能な限り陸路を選択してしまう。しかし沖縄はそういうわけにも行かず、2時間ほどのフライト(しかも行きは40分くらい長い)を耐えねばならぬ。今回分かったのは、どうやら私は、離着陸はあまり怖くなくて、高度で安定した後に、突然「気流の乱れ」とやらで揺れるのを恐れているらしいです。寝てしまえれば楽なんだろうけれど、心拍数は高いし、手にイヤな汗はかいてるし、緊張で張り詰めているので、とてもじゃないけどのん気に寝てなんていられない。ポケモンジェットであっても、今の私には関係ない。
「揺れても滅多なことじゃ落ちない」というのは理性では判っているのよ、でも本能の部分で、どうしても不安が駆り立てられてしまう。もうどうしようもない。横でグウグウと寝ているオットをうらやましく思いつつ、機内の広報誌のパズルなどで気をまぎらわそうと、つまり自分を騙そうと必死になる。しかも途中「あと10分ほどすると気流の激しい場所を通りますので、ベルトを締めてください」などとアナウンスがあったものだから(結局それほど揺れなかったけど)、ほぼ涙目に。やっと着陸して地上に降り立った時は、旅の疲れなんか目じゃないくらい心身消耗していて、今回も「当分飛行機は乗らないぞ!」と決意を固めたのでありました。オットよ、すまん。
義父母と義妹は東京にもう一泊してから帰るので、品川のホテルまで送っていくことに。ついでにビジネスマンだらけのイーストタワーにある居酒屋で、旅の打ち上げ。特に義母とは、食べ物と酒の好みが良く合うので、一緒に食事をしていると楽しい。いつものように日本酒を美味しそうに飲む嫁の姿を見て、義父が「秋田のお奨めの地酒を送ってあげるよ」と言ってくださる。わーい楽しみ。
この旅行にあたり、たくさんのお金を使ってしまいましたが、ほんのわずかでも親孝行ができたようなので、夫婦ともに満足です。あ、そういえば今日はバレンタインデーでしたね。嫁の点数稼ぎとばかりに、朝、東京で仕込んだ海外モノのチョコを義父にプレゼントいたしました。オットは最初「俺の分はいらない!」と言っていたくせに、東京に帰ったら欲しくなってしまったらしく、渋谷駅のマークシティで投売り状態になっていたチョコ(4個入り)を買ってあげました。そんなに喜んでくれるなら、これからは毎年準備しておくよ・・・。