星をかった日
年末年始、家族が次々と体調を崩し色々と大変でしたが、恒例の実家での年越しと正月の集い（←酒飲みによる宴会と化すのが恒例）に参加したり、お台場に出かけたりしました。
そして本日は、午後からムスメと近所のジブリ美術館へお出かけ。「三鷹市民枠」というチケットがあって、「そうだ、ジブリ行こう！」と思い立てば、たいていの平日はすぐにその日のチケットをとることができるという。このありがたい制度を利用して、もう何度もムスメを連れて近くの美術館に足を運んでいます。
この日初めて見た「星をかった日」という短編映画（美術館の映画館でしか見られない）は、とても素晴らしく、心の琴線に触れまくりでした。世界観、美術背景、人物描写、音楽全てがハイクオリティでグレイトな作品。
速攻でパンフレットも購入。
光と影、昼と夜、大都市と農園、対比的な描写がそれぞれすごく丁寧に作りこまれていて、生れたばかりの小さな星がキラキラと美しく輝く様子には息をのむほどでした。
美術館用の短編映画9作品のうち、これで6作品目を観たことになるのですが、「ちゅうずもう」を抜いて、私的ランキングのトップに。
全編物悲しい雰囲気で、しっとりとした作品だったので、6歳のムスメは「あんまり好きじゃなかった」と言っておりましたが、私はこれだけ見るために、また来てみたい。映画のために、大人が一人で行っても良いのかな・・・。
上田散策
大学時代の友人二人と行ってまいりました、別所温泉＆上田。
上田は、城下町の面影をあちこちに残していて、オットの故郷盛岡にちょっと似た雰囲気だなと感じました。真田氏ゆかりの上田城跡公園があることから、街のあちこちに真田氏のグッズや案内が。「真田推し」がここまで凄いのは、再来年の大河ドラマもにらんでのことらしい。
上田城跡の入口。雪がちらほら残っていて、風情がありました。
上田城主の屋敷跡に建てられたという上田高校。お堀のある高校ってすごい・・・。「きっと歴史がある名門校なんだろうね」と言っていたら、本当にそうだったという。
柳町という昔の風情が残る辺りを歩いて、パンやらワインやらジャムやら予定になかったお土産がどんどん増えていって、すっかりハイになってしまった我々。親切な方が多くて、とても良かった。
帰りの新幹線は新型のE7系。きれいで乗り心地よく、あっという間に東京へ到着。
夕食は東京駅近くのKITTEにあるお店で。
すごい吹き抜けの空間におしゃれツリーが・・・！
日々育児と仕事と家事に追われる中、ようやく約8年ぶり？に3人で出かけることができて、大変幸せでございました。皆様のサポートのおかげでノビノビできました。
↑過去記事を調べてみたら、2005年7月の「能登紀行」以来の3人旅でした。9年ちょっとぶりだったということか・・・。
雪の別所温泉散策
大学時代の友人と別所温泉へ。
長野新幹線とローカル線を乗り継いで、アクセスが良い別所温泉駅。レトロな駅舎が素敵です。
積雪のおかげで、とても風情がありました。
それほど広い場所ではないので、地図を見ながらあちこち歩いて、代表的な観光スポットをほとんど回ってくることができたのですが、ほとんど他の観光客にめぐり逢わず非常に静かでした。
・・・と思いきや、宿泊した旅館には団体も含め大勢の客がいて「どうやら大多数はあまり観光せず宿にいるだけらしい」ということに気付く。雪が積もっていたり寒かったりなので、「車で来て宿でのんびり」という感じでしょうか。でも雪の別所温泉、とても風情があり良かったです。
特に三人が一番盛り上がったのは、途中休憩した時にいただいた、この「お焼き」セット。お焼きだけかと思いきや、こんなに副菜がついてきて、しかもどれも美味しい・・・！もちろんお焼きもふかふかで、今まで食べてきたお焼きのベストワンの美味しさ。
このお団子セットも美味しかった。きな粉・胡麻・餡子の3種類あって、どれも良い味わいでした・・・（感動）。
おばあさんが一人でやっているお店。お客さんが少ないからか、3時前にお店を閉めようとしていた中、滑り込みで入店し、心も身体も暖まりました。いつかまた行ってみたい。
人をダメにする
ついに買ってしまいました。
無印良品の「体にフィットするソファ」。巷では「（心地よすぎて）人をダメにするソファ」と言われているアレです。
リビングにあるソファは、誰かが寛いでいると、たいてい寝そべることとなり、おかげで他の人はあんまりのんびりできないという問題点が。そこで、負けずに心地よさそうなアイテムを置いてみたいという長年の野望がありました。
結構お高いので、決して衝動買いではなく、店舗で座り心地を確かめたり、ネットで評判を拾ったり、じっくり考えた末の決断。一応、自分の「誕生日プレゼント」という体裁をとりました。まだ1か月ほど早いですが、良品週間で1割引きの期間を狙って「今買ってしまおう」ということに。
ご覧のとおりかなり大きいので、当初ネット注文で配送にするかと思ったのですが、意外に配送料金が高かったので、勢いに任せて店舗まで出かけて、力技で持ち帰りました。スタッフのお姉さんに伺ったところ「たまにご自分で持ち帰る方もいますよ」とのこと。しかし車で来たわけでもないのに、自力で持ち帰る人は少なかろう。
早速カバーをかぶせて座ってみたところ、包み込まれるような安心感があって、確かにやたら居心地が良いです。いい買い物したわん。
ひとり休日
木曜日は仕事の決まった予定が入りにくい曜日で、先週の土曜日にガッツリ働いたこともあり、週始めからひそかに休みを入れようと狙っていました。いわゆる代休。
こんな時は、子供も保育園を休ませるのが定石なのだけれど、入学を来年に控え、最近は毎日いろいろな予定が入っていて、意外に真面目なムスメはあっさり「私は保育園に行く」と断りました。ちなみに、今日の予定は来年入学予定の小学校へ行き、音楽会の予行練習（1年生の）を見学するというものでした。昨年まで見知った顔もちらほらいて、とても立派な様子だったとのこと。
そんなわけで、ひとり休日。のんびり歩いて吉祥寺まで出かけることに。
非常に良い天気。紅葉もちらほら。
ひとりの時はたいてい無印をのぞいて、本屋に行って帰るという流れ。あと銀行で記帳をしたり。湧き出てくる解放感と、ちょっぴりの罪悪感を感じつつ、たこ焼きを買って帰宅。
ええ、わかってます。地味な人間が地味に過ごしただけという、他愛もない一日でございます。
G－セルフ
土曜日は朝から晩までかかる長丁場のシンポジウムと講演会の二つがブッキングしていて、ヘロヘロでした。さすがに一日で二つ、というのは初めて。明けて月曜日は、あちこちから借りた物品の返却詣でと相成りました。ふぅ、なんとか一山越えました。
そんな疲れた心を癒してくれる（？）のは、ムスメの謎の制作物。
まずはこれ。
ドラえもんをモチーフにした漫画のようです。のび太くんが不思議なトランクでしずかちゃんと結婚するという夢が叶う、というストーリーらしい。セリフがないので、雰囲気で味わっていただければと。
次はこちらの問題作。今日迎えに行ったら「ガンダム描いたよ！」と渡されました。
以前にも紹介しましたが、ガンダムエースという、オットが毎月買っている分厚い雑誌をムスメはなぜか愛読していて、そこから吸収した知識のみで表現されております。
早速解読してみましょう。最近のガンダム「Gのレコンギスタ」がテーマになっていて、左側の謎の物体が「G－セルフ」という主人公が乗るガンダムらしいです。「いや、こんなガンダムはないだろう」とデタラメに描いているのかと思いきや、実物を見ると意外にもけっこう特徴を捉えており、何だか妙なツボにはまってしまいました。
隣の人物は左上から「ベルリ、アイーダ、ラライヤ、ノベル」とキャプションがついています。私は全くガンダムを知らないので、こういうキャラクターなのか分からないけれど、それなりに特徴を捉えられているのでしょうね、きっと。
繰り返しになりますが、5歳児が、「ガンダムエース」から吸収した知識のみ（アニメ放送は未視聴）で、何も見ないで描いた作品でございます・・・。ご容赦ください。
合同誕生会
三連休最終日。K家遠征の反動か「今日は家でゴロゴロする！」というムスメと共に、本当に何をすることもなく、夕方まで家から一歩も出ずに過ごしました。
夜から、実家の父母＋三女さらに次女家族（次女と夫のKさん＋子供二人）も集まって、母と三女の誕生日祝いをしました。この大人数（10人）で、ごちゃごちゃモノが多い実家の茶の間に集うのはさすがに難しいので、私たちが普段よく使っているイタリア料理のお店を予約してみました。
ピザやらパスタやら一緒に食べて、ワインも3本空けて、食後には事前に頼んでおいたケーキが出てきて、楽しい夜になりました。お気に入りのお店の味をほめてもらえると、何だかとても嬉しくなってしまう。
ケーキのローソクを吹き消す際に、なぜかムスメも参加。あなたの誕生日は来月ですよ～。
父母もそろそろ高齢にさしかかってきて、幸いなことにまだ元気ですが、こういう風に皆で楽しく過ごす思い出を、これからも意識的に作っていきたいなと感じております。
