入院五日目

退院膳

母乳がどんどん出るので、病室の冷蔵庫についている簡単な冷凍スペースが冷えなくなってきた。さらに専用のミルクパックは不足しそうだし、軽くピンチになる。結局三女にお願いして、自宅の冷凍庫に母乳を移し、ミルクパックを調達してきてもらうことに。世間はクリスマスだイブだと騒がしいはずだけれど、なんとも色気のないことよ。
助産師さんから「退院指導」を受ける。といっても、子供の退院はまだ先のことになるので、そちらの指導は向こうの病院にお任せとなるので、非常にあっさりとしたものだった。退院後、なるべく毎日ムスメのところに通いたいという希望があるのだけれど、片道一時間かかる距離なので、身体に無理がかからないかが心配となる。でも顔を見に行かないと、それはそれで心配になってしまいそうだし。助産師さんからは、ムスメの病院に通うことによって母子共に良い影響があるはずなので、そこを第一に考え、後は出来る限り手を抜いた方が良いとのアドバイス。「やっぱり長く離れるのはダメよ!」とベテランらしいお言葉に励まされる。まずはスキンシップをはからないと。
夕飯は「退院膳」でした。病院の食事は本当に美味しくて、毎食楽しみにしていました。おかげで母乳もたくさん出たし、退院してもご飯だけでも食べに来られないかと不届きなことを考えてしまう始末。今宵もキレイに完食。ごちそうさまでした。