入院一日目

朝食

実質的な「入院生活」のスタート。昨晩は、あの後あれこれ考えが止まらず、2時間弱ほどしか眠れなかった。おかげで毎食後にウトウト眠ってしまい、そのせいで夜中また寝付けなくなるというオチに。
8時頃、朝食が出る。昨晩の夕食は、汁物とフルーツ以外ほとんど食べられなかったので、さすがにお腹が空いていて、ガツガツと食べる。しっかり食べて、とにかく体力をつけないと。朝食はパンが出るらしく嬉しい。普段は牛乳をそのまま飲むことはないけれど、もはやそんな贅沢を言ってられる状況ではないので、おそるおそる飲んでみる。小学生の時の給食以来かもしれないけれど、意外なほど甘くて美味しい。牛乳って、こんなに美味しかったっけ・・・。
その後、薬のこと、トイレのこと、シャワーのこと、今後の入院スケジュールのことなど説明を受ける。我が子はここにいないけれど、私はこのデラックスな個室でこれから6日間ほどの入院生活を送ることになる。盛岡の義父&祖母が朝一番の新幹線でやって来る。残念ながら初孫とすぐに対面はできないのだけれど、これからオットと一緒にあちらの病院に向かうとのこと。オットから昨晩の向こうの様子を聞かせてもらい、パンフレットをもらう。今はNICUで保育器に入って、異常がないかどうか様々な検査をしているのだそう。病院のパンフレットは出産直後の母親が不安に思わないように、かなり丁寧な作りになっていて、入院先での様子が良く分かる。やはり専門病院だけあって、スタッフの数も充実しているようだし、安心してお任せできることが分かりました。離れ離れなのはやはり寂しいけれど、預かっていただけて、本当に良かった。
夕方頃、オットが本日2度目の来室。八王子で撮った写真を焼いて持って来てくれる。うれしいなあ。何度でもしつこく眺める。ずっと見ていても全く飽きない。さらに「母乳を届けろって言われた」と冷凍用のミルクパックと搾乳器を持って来てくれる。西友で安く買ったらしい。これがこの後思わぬ大活躍をすることに。