誕生日とビーフシチュー

デパ地下ビーフシチュー

本日がワタクシの本当の誕生日でした。ですが、いつ始まるかわからない出産を控えたこの状況下にあって、正直そんな気分にはなれず、天気があまり良くなかったこともあり、珍しく悶々とした気分のまま、外出もせず、せっかくの一日を、ただダラダラと過ごしておりました。
気をきかせたのか、最近忙しくて深夜帰宅の多いオットが、早めに帰宅してくれました。その手には「東京駅の大丸で買った」とビーフシチューが。いわゆるデパ地下ものですが、実は実家すぐ近くの洋食屋さんが出しているお店なのです。ビーフシチューはその店の看板メニューで、子供の頃からの妙な習わししとして、なぜか「誕生日の時だけ注文できる」という家庭内ルールがあったことを、以前オットに話したことがあるのです。それを覚えていたらしく、わざわざ買って来てくれたのでした。
小さいサイズにも関わらず、結構なお値段がするらしいですが、味は確かに懐かしいあのお店の味に近いです。濃厚なソースの味。誕生日の味。
とっても嬉しかったのですが、不健康な一日を過ごしてしまったバチが当たったのか、途中から猛烈にお腹が張ってきてしまい、ゆったりと味わうことができませんでした。さらに、その後「陣痛か?」と思うほどの痛みが断続的にやって来て、眠ることもできず、3時頃までひたすら時計とにらめっこ。結局「前駆陣痛(←陣痛のリハーサルらしいです)」とやらで、朝には嘘のように痛みがひいていました。何というか、散々な誕生日の夜と相成りました。