敗北

本日、市内にある店舗限定で使用できる「買い物券」の発売がありました。一万円あたり「千円×11枚」分のチケットがついており、つまり千円分がざっくりタダになるということ。市内限定といっても、普段利用しているスーパーやら、コンビニやら、本屋やらも使えるので、使い勝手は非常に良さそう。
ということで、我が家でも「1冊購入しよう!」と話し合っていたのだけれど、「限定1万セット」「先着順販売」という単語を、もう少し真剣に考えておくべきでした・・・。人気があるだろうとは予想していたけれど、10時30分くらいに、近所の本屋にノコノコと出かけたらば「もう売り切れですよ」とのこと。ガーン!
「スーパーの前の△×商店さんにはまだ残っているかも」などの口コミ情報を頼りに、その後近所の数店を回ってみたのですが、いずれも売り切れ。駅前の観光案内所でも「あっという間に売り切れました」とのこと。どうやら、大物ミュージシャンのプラチナライブチケット並の需要があったようです。私が着いた時には「戦いの跡」というか、熱気の名残すらも感じられず「今さら来ちゃって失敗した人」の感ありありでした。販売した方たちにとっても、予想以上だったらしく、若干とまどい気味の空気すら流れています。
このご時世ですし、やはり皆大変ということなのかな・・・と思いつつ、敗北感と疲労感に打ちひしがれ、トボトボと帰途についたのでした。でもまあ「ご近所一周!お買物競争」みたいで、普段利用する機会の少ないお店を訪ね歩くのは面白かったです(と無理やりポジティブになってみた)。