紅葉と鯛焼き

井の頭の紅葉

以前は「毎日を予定もなく、ひとりで過ごすのってつらそう」と漠然と思っていました。職場の夏休み中も、何となくアンニュイな気分で過ごしていたような。しかし、意外や意外、残り少ない「ひとり生活」という限定感・お得感が加味されているからなのか、予定すらない毎日が嬉しくて楽しくてしょうがない自分がここに。ついに長年目標としていた「ひとり上手」になれたのでしょうか。
片付けをしたことにより自宅の住み心地も良くなったし(働いていた頃は「多少散らかっても死なないし」と後回し)、自分の好きなタイミングと好きなペースで外出できるし、平日の吉祥寺と井の頭公園の居心地の良さは格別だし、何よりお散歩にぴったりの気候だし、おかげさまで、たいへん気分良く過ごさせていただいております。オットよ、すまん!
本日も飽きずに井の頭公園をブラブラ。この辺りの気候だと、充分に葉が色づく前に落葉してしまうので、あまり「紅葉感」を楽しむことはできないのですが、ここ数日の冷え込みが効いたのか、そこかしこに秋の色づきが感じられます。いいねぇ。
現在、間食は固く戒めているのですが、どうしても素通りできずに購入してしまった鯛焼き(←ハモニカ横丁「天音」さんの)を、まだ温かいうちに公園内のベンチに座って食べました。

ミミというのかハネというのか、周りのカリカリになったところの香ばしさと、上品な甘さの餡子のしっとり感の両方を楽しめる技ありの一品。ひとつ150円なり。小さな幸せでございます。