チヂミでディナー

チヂミでディナー

いつものようにジムに行って、帰宅後はいつものようにダラダラっと過ごす日曜日。最近は再び着替えて外食に行くことすら面倒くさくなってしまい、パパッと簡単に作れるメニューで、夕食をやり過ごしています。
そんなわけで、今回食卓に上がったのはチヂミ。たまに身体が「粉モノ」をたまらなく欲するのです。お好み焼きとかたこ焼きとか。具は豚肉、ニラ、ネギ、キムチ、天カス、ホタテ缶。ぐっちゃぐっちゃと混ぜ合わせ、あとは焼くだけというお手軽さ。・・・しかし、かなり大量に作ってしまったので余りが出ました。一瞬脳内に「チヂミ弁当」という恐ろしいイメージが湧きかけたのですが、「それはイカン!」と自分にツッコミ。ただでさえ「焼きうどん弁当」とか持っていって、職場で引かれ気味なのに!・・・結局、明日も食卓にチヂミが並ぶことになりました。仕方なし。
そしてついにジロの最終ステージ。ミラノゴール。3週間はやっぱり長い。もちろん完走した選手やスタッフが一番偉いのですが、ほぼ毎晩にわたってライブ中継を見続けた自分も誉めてあげたい気分になります。思えば、何度「寝オチ」したことか・・・。
グランツールの最終日はお祭りのような雰囲気で、ミラノに着くまではチームを越えて互いに健闘を称え合い、あちこちに笑顔があり和気藹々とした雰囲気。ヨーロッパのスポーツらしく紳士協定というか「抜け駆けするなよ」的なチーム間での暗黙の了解があって、平和そのもの。ただしミラノ周回コースに入ってからは、様相が一変。ステージ優勝を目指すスプリンター達の駆け引きが始まり、さっきまでとはうって変わって集団は怒涛のような勢いでコースを駆け巡る。最後に一花咲かせてやろうと狙う人は多かったけれど、やはりというかペタッキが優勝!4勝目です。今までで見せた中でも最高に晴れやかな笑顔。昨年は大変な一年間だったけれど、その悔しさを補うかのごとく、今回のジロのペタ様は頑張っていたように思います。あの山を越えて、ミラノにたどり着くなんて・・・。ツールはどうなるのか気になるけれど、きっとまた華々しいスプリント勝負を見せてくれることでしょう(と期待)。
そして総合優勝はこのお方↓

ディルーカ、おめでとうございます!表彰台の下にリクイガスのアシスト勢が集い、共にマリアローザ獲得を喜び合う姿が印象的。そうそう、エース1人で勝てるほど甘いものではないのですよね、グランツールって。初日のプロローグはあんなことになっちゃったけれど、過ぎてしまえば笑い話になる・・・でしょうか。何はともあれ、お疲れ様でした。

終わってみれば、今年のジロはいつにも増して「イタリア人の、イタリア人による、イタリア人のための」レースだったかなぁ、と思う。下馬評以上の活躍ぶりで総合2位+新人賞を獲得した大型(身長も)新人のアンディ・シュレックは別として、あとはイタリア人レーサーの活躍ばかりが目立ったような気が。あ、序盤にマキュウェンもステージ獲ってました。しかしたとえ他国のチームに所属しようとも、イタリア人にとってジロの存在というのは格別なのかもしれません。おそらくツールよりも。みんなツールを前に燃え尽きていなければいいのですが。
そして今年は「ツール・ド・スイス」のライブ中継もやるそうな。JSPORTSすごいっす。とにかく景色が綺麗で楽しめるのですよね。ただ開始予定時刻が深夜12時30分って・・・。うーん、無理!!とはいえ別府史之の活躍が気になるので、録画でチェックしよう。