かみのやま温泉②

旅館の洋食

朝6時ちょっと前に起床。旅先では、欲張りなまでに早起きをし、ひとりでゆったりと朝湯を楽しむのです。う〜ん、いい朝だ。気持ちいい。
朝ご飯は指定した時間に合わせて、ダイニングルームに用意されます。和室を通らずにダイニングに行けるようになっているので、たとえ客が部屋の中でムニャムニャと眠っていても、大丈夫。起きたらパリッと支度が整えられているという夢のようなサービス。しかも布団はそのままチェックアウトまで残してあるので、二度寝も思いのままだそうです。
朝食は和食と洋食、どちらかを選べるそうで、「旅館の洋食」に興味があったので、事前に2人とも洋食で申し込んでありました。そしたらば、写真のような有様に!高級ホテルのルームサービスのようです(頼んだことないけど)。ちなみに卵料理は、スクランブル・オムレツ・目玉焼きから各自選べます。その他、サラダ、ソーセージ、ベーコン、野菜スープ、フルーツ、パン2種という豪華な献立。ジャムとドレッシングは2種類ずつ用意され、飲み物も紅茶かコーヒー、牛乳かジュースで選択可能というこだわりよう。大当たり!とばかりにフガフガと食べる夫婦。
もうとにかくいい宿だったので、どんな方にも絶対的にお奨めできます。子供連れやお年寄りに対する気配りもしてくれるそうですよ。しばらくはこんな贅沢できないだろうな・・・。
名残惜しみつつ、チェックアウトをした後、スタッフの方にお勧めいただいた「たから亭」という手打ち蕎麦のお店へ。古民家を改装したような素敵な雰囲気のお店でした。胃に余裕があれば、山菜の天麩羅も注文したのだけれど、断念。
その後、お城に登ったり、「カミン」という地元ショッピングセンターをのぞいたり、観光らしきこともやって、新幹線で帰ってきました。我々のすぐ次の電車にかなりの要人(おそらく皇太子)が乗ることになっていたらしく、郡山までの沿線には、駅はおろか、ひとつひとつの踏み切りに至るまで、警備の方が立っていました。あまりもの物々しい警備ぶりにびっくり。
帰宅後、お互いに旅の楽しい思い出(主に宿の)を反芻しつつ、「ひのき」で軽く飲みました。いやー、いい2日間でした。