かみのやま温泉①

隠れ家風?

毎年この時期に1週間の「夏休み」をとるオットと共に、恒例の1泊旅行に行きました。今年の行き先は山形、かみのやま温泉。「旅館でのんびりダラダラと過ごそう!」とかなりの意気込みでのぞむ夫婦。
お昼ちょっと前に、東京駅から山形新幹線「つばさ」に乗車。とにかく旅館の夕食は量があるので、悔いを残さぬためにも、お昼ご飯は友人Mちゃんもお気に入りの「天むす弁当(天むす×5個入りのわりと小ぶりなサイズ)」にしてみる。
福島から山形方面へ分岐し、車窓もぐっとのどかな感じに。稲穂が揺れています。かみのやま温泉駅に到着後、旅館に直行。「名月荘(http://meigetsuso.co.jp/)」というお宿に一泊お世話になったのですが、我々にはもったいないほどのいい旅館でした。
部屋数は18室ほどで、全室平屋で独立して建てられている(廊下だけつながっている)ので、とにかくゆったりと過ごせます。ホテルと旅館のいい所をミックスしたような絶妙のサービスも良かった。到着後、すぐにゆったりとしたソファに案内され、チェックインの間にお茶が出されます(チェックアウトも同様)。若いスタッフばかりなのですが、サービスに全く隙がない。
お風呂も24時間好きな時間に入ることができ、大浴場の他に貸切できる家族風呂と露天風呂がひとつずつ。それぞれにタオルが備え付けられているので「手ぶらでどうぞ」と言われる。浴衣が複数枚用意されているのも嬉しいけれど、さらにパジャマまで用意されている。至れり尽くせりとはこういうことか!と実感。
懐石が出る夕食も美味しかった・・・。うっとり。結局全部は食べ切れなかったけれど(無念!)、山形の地酒をいただきつつ、一品一品を堪能いたしました。日付と名前入りの献立表も用意されており、オーベルジュに泊まりに来たような気分になります(行ったことないけど)。
この旅館のユニークなところは、全室にダイニングルームが用意されているところ。食後のデザートはダイニングに用意され、別腹!とばかりにそれを味わっている間に、和室の片付けと布団の用意が済んでいる仕組み。う〜ん、お見事。