パリ②

パリ!

8:00にホテルで朝食。ビュッフェスタイルだったのですが、焼き菓子やパンが豊富に揃えられていて、とにかく美味しい!日本と何がどう違うのだろう。こんな朝食だったら、毎日でも良いです。特にクロワッサンが絶品。
今日は、とりあえず名所を欲張ってまわりました。まずは地下鉄14号線に乗って「ピラミッド駅」で下車、あのルーブル美術館へ。

広い広いとは聞いていたのだけれど、やっぱりすごかった。案内図とにらめっこしつつ、彫刻・工芸作品や豪華絢爛なナポレオン3世の部屋があるリシュリュウ翼、そしてシュリー翼、大作目白押しのデゥノン翼の順で見学。リシュリュー翼はすごく空いていて、自分のペースでゆったりじっくりと見ていたのですが、デゥノン翼にはツアー客が集中し、お昼前の時間帯だったからか、とにかく混んでいた。写真もたくさん撮りました(基本的にフラッシュを焚かなければ撮影可なのです。ただし有名絵画の部屋は撮影禁止)。
何だか惹かれた「フィリップ=ポーの墓」↓

「マグダレナのマリア」↓

お馴染み「サモトラケのニケ」と「ミロのヴィーナス」。この二つは遠目からも目立つ、印象的な場所に据えられていて、良い作品は見せ方も別格であると感じさせられます。


もうすぐ公開する映画「ダヴィンチ・コード」の影響もあるのか、モナリザダヴィンチ作品の周辺は物凄い人!残念ながらじっくりと堪能できなかったですが、もう十分お腹一杯です。一生分の彫刻作品を見た感じ。美術館のカフェでお昼をとる。
その後、「ルーブル美術館→チュイルリー公園→コンコルド広場→シャンゼリゼ通り→凱旋門」と歩き倒す。とにかく見晴らしが良く、迷いようのない直線距離で、目的地の凱旋門はずっと見えているのだけれど、なかなかたどり着かない。総距離3キロ分くらい?しかもこの日はとても暑かった。体力的に大変なはずなのだけれど、街並が美しくて、全く苦にならなかった。そうそう、次女は途中のモンテーニュ通り(老舗ブランドの本店がびっしり)から予想通り1人別行動をとりました。クロエに狙っているバッグがあるのだそう。他にもいろいろ見て回りたいらしく、「19時30分パリルック前」で待ち合わせすることに。慣れない旅先にも関わらず、携帯だって持ってないのに、この暴挙。
凱旋門は周囲の通りが集中する中心地にドーンと聳え立っていて、パリの街で、一番目立つ場所に建てられている。思わず、ツール・ド・フランスの最終ステージを思い出す。ここね、ここなのね!という感じ。

さらに、途中カフェで休憩し、母とガソリン(=ビール)を注入、一路エッフェル塔へ。凱旋門からマルソー大通りを通り、セーヌ川を越えて目指します。

旅行会社の方が「パリで一番年間観光客を集めているのは、ルーブルでも凱旋門でもなく、実はエッフェル塔なんですよ」と言っていたのを裏付けるかのごとく、ものすごい数の観光客!エレベーター前には大行列。日本人はあまり見かけなかったのだけれど、とにかく多国籍で、いろいろな言語(ロシア語、スペイン語、中国等々)が飛び交ってました。最上階に行くには、途中でエレベーターを乗り継がないといけなかったので、その度に並ぶ羽目になり、予想以上に時間をとられました。ようやく下に降りて気が付けば、もう19時前!次女との待ち合わせが時間刻一刻と近づいています。地下鉄の入り口が分らない、地下鉄でドアの開け方が分らないなどのトラブルをなんとか乗り越えつつ、約束に5分遅れで無事に再開。あー、疲れた。
今宵はさらに22:30集合の旅行会社主催「パリのイルミネーション・ツアー」を申し込んでいたので、近くのカフェで夕食をとったのですが、とにかく量が多くて(3人で1人前で十分)、撃沈。前菜のオニオンスープの段階で、もうお腹一杯。何ですか、あの量は。
頑張ってイルミネーション・ツアーにも参加しましたが、23:30に終了した後、参加者をそれぞれのホテルまで送り届けるということで、一番最後のホテルの我々が帰り着いたのは0:30!夜間決められた時間にピカピカと光るエッフェル塔は綺麗だったけれど、やっぱり無理なスケジュールだったかも・・・。とにかくハードな一日でございました。死んだように眠る。