食卓+ガンプラ

ボールとカレー

終業後、いつものようにジムで一汗かいてから帰宅すると、オットがすでに帰っている気配。これは我が家では滅多にないことなのですが、オットの抱えていた案件がひと段落ついたらしく、今週はやけに帰宅時間が早い。
「ただいまー」とドアを開けると、そこにはテーブル上にプラモの部品を広げ、缶ビールを片手にせっせと制作に励むオット(三十路)の姿が。・・・一気に脱力。何やっているんですか、あなた。
オットによると「仕事が早く終わったので、吉祥寺ユザワヤに寄って、新しいプラモを買ってきた。しかし以前買ってずっと組み立てていないモノがあるので、まずは古い方から組み立てることにした」とのこと。本当は、私が帰ってくるまでの間に完成させてしまうつもりだったらしい。・・・まあ、いいけどね。これは、いわゆる「ガンプラ」ですね。オットは「ボール」と呼んでいましたが、私にはよく分からず。愛嬌のある形をしているけれど、兵器には見えない。むしろ「今週のビックリドッキリメカ」系。すっごく弱そうですが・・・。
全くの私見ですが、オットの業界(いわゆるシステム系)にいる男性の「ガンダム好き」比率は相当高いと思う。誕生日にはガンプラがプレゼントとしてやりとりされているらしいし、会社のPCモニタ周辺にもガンプラがごろごろしているとのこと。決め台詞を、仕事の時にさらっと織り交ぜたりもしているらしい。まさか、営業職の人にとっての「ゴルフ・麻雀」と同じく、オットの職業では「ガンダムネタ」が職場でのコミュニケーション・ツールなのではあるまいな。
そんなことをぼんやりと考えつつも、せっせとカレーを作成。市販のルーを使わず、スパイスだけで作るこのカレー、だんだん要領が分かってきたようです。ガンプラを完成させ、感無量状態のオットからも「(味の)ブレがなくなってきた」との評価をいただく。どうもありがとう(今日は「サンキューの日」だそうです)。