最終講義

熱帯系

学科でご定年(65歳)を迎えられるK先生の「最終講義」がありました。昨年末に、学科長N先生の突発的な指示(しかもマルタ島から)により教室をおさえ、今月の初旬に慌ててご案内状を関係各方面に発送、あまり満足な準備もできないままに今日に至る。・・・本当は、「最終講義+懇親会(皆で飲み食い)」のパターンが通例なんだけれども、準備期間がなかったこともあって、シンプルに講義のみ。ごめんなさい、K先生。
しかし、そこはそれ。N先生の見事な仕切りにより、今日の最終講義はウチの学科らしく、アットホームな雰囲気で和やかに進行したのでありました。講義終了後に「何か一言」を求められた親友O先生による「K先生追っかけ人生」と「ストラスブール大学での思い出」話がなかなか楽しかった。
私に振られた役割は、会場運営全般と、最後に渡すお花の調達。昨日中に大学裏手にある花屋さん(偶然見つけた)で予約をして、引取りに行ったのですが、

  • 「65歳定年のお祝い」
  • 「男性」
  • 「あとはおまかせで」

と伝えたところ、やたら情熱的というか、熱帯系の花束に。もう少し色々と注文を出すべきだったでしょうか・・・。「小柄で、いつもニコニコしていて、動植物が好きな方です」とか。う〜ん、イメージを上手く伝えるのって難しいですね・・・。
何はともあれ、O先生の爆笑コメントの後に、無事お花を贈呈できたのでありました。すかさずN先生が「皆さん、写真撮影をどうぞ!」というので、会場各所からのフラッシュに対し、ひきつった笑みを浮かべたのでした。


終了後、夜は別件で飲み会がありました。「美味い魚」「和食」「地酒」という私好みの基準でセレクトしたお店だったので、終始ご機嫌(飲んでいる時はいつもそうですが)で、杯を重ねたのでありました。どう考えても、誰よりもよく食べ、誰よりもよく飲んだのに、一番若いからという理由なのかどうか、「じゃ、三千円で(他の方々は四千円)」と言われてしまう。さらに「美味しそうに食べたり飲んだりするので、見ていて気持ちよい」とまで言われる始末。相変わらず、こういう所だけ評価が高い私・・・。