オールジャパン①

アイシン−福岡

この年末・年始、一体何試合バスケを観たのだろう・・・。でも、冬はやっぱり室内競技がいいです。昔はオットに連れられてサッカーをよく観ていたのですが、コートが必要な季節になると、もう身体が「無理!」と叫ぶようになりました。やっぱりサッカーは、夏の夜、ビール片手にのシチュエーションが最高かと。
本日観に行ったバスケの試合は、一般に、「オールジャパン」と呼ばれておりますが、「全日本総合バスケットボール選手権大会」が正式名称のようです(HPはhttp://alljapan.jabba-net.com/2006/)。今年、男子は81回目、女子は72回目で、優勝チームにはそれぞれ天皇杯皇后杯が与えられ、最も権威ある大会といえます。サッカーでの「天皇杯」と同じく、トップリーグのチーム以外に、各地域選抜チーム、学生大会の優勝チームなどがトーナメント表に名を連ねます。・・・といっても、先のウィンターカップと同じく、観戦するのは初めてなので、ドキドキです。
実は昨日から始まっていたこの大会、もうひとつ別の会場でもやっているのですが、やっぱり観易さを優先して、代々木第二へ。昼から女子の2試合、男子の2試合をぶっ続けで観ました。さすがに腰がいたくなりそうです。
こういう大会の醍醐味は、何と言っても上位リーグのチームに下位チームが挑むということでしょうか、あとトップリーグのチームに「外国籍の選手を登録できない」という規定があるところがミソ。いつもはなかなか観る機会のない選手が出てきたり、日本人同士だと意外と下のレベルのチームともいい試合になってしまったり。
今日4試合観た中でも「東芝青山学院大学」の試合が、まさにそんな感じ。インカレ2位という青山学院が、前半予想以上に東芝(昨年スーパーリーグチャンピオン)を苦しめ、点差がなかなか開かない。特に青山#5の佐藤選手が、とてもタフなプレーをしていて、チームを引っ張ってました。でもそこは、ベテランの味。東芝がうま〜くファールを引き出し、後半に入ると佐藤選手はじめ、次々とファールアウト。青山学院ベンチからも、しきりに「ノーファール!」の声が出ていたけれど、やっぱり難しいのね。後半、次第に引き離されてしまったけれど、上位チームに対して、臆せずぶつかっていく姿勢が、観ていて気持ちよかったです。「4年生のラストゲームだから」ということもあったのでしょうね、きっと。
他にもパワフルなプレーが続出で、流血シーンもありました。今日はあまりお客さんがいなかったけれど、なかなか見所多いですぞ、これは。