05 ウインターカップ⑥

外出前に、ついに大掃除に着手。とりあえず床にワックスをかけたり、ガスレンジ周りの油汚れをゴシゴシ落としたり。掃除って、一旦やり始めてしまうと、どんどん熱中してしまうのですよね。
気が付いてみれば、もうお昼。「こりゃ、いかん」と東京体育館に向かったものの、女子の決勝戦はすでに終了していたのでした。あらら。おお、中村学園女子が勝ったのね。10年ぶりの優勝ですか、おめでとうございます。聖カタリナ女子、県立金沢総合、東京成徳大学札幌山の手と、強豪校を次々と破っての優勝は、本当にお見事です。パチパチ。
そして、男子の準決勝。延岡学園市立船橋の対戦は、1Qに#4福田の3ポイントシュートがスパスパと決まって、市立船橋が大量リード。しかし、延岡学園も#7ママドゥ・ジェイが中心となり、集中力が途切れることなく、質のいいプレーを展開。#12オーティス永井が比較的早い時間帯で3ファール目となってしまうものの、上手く交代を使って、最後までプレーできたのも大きかったと思う。
準決勝もうひとつは、洛南と福岡第一。私の勝手な思い込みですが、これが事実上の優勝決定戦と言えるかもしれない。事前に期待した通りの接戦で、最後の最後まで全く目が離せない好ゲーム。スティールの応酬。いやー、すごかった!双方一歩も引かず、レベルの高いプレーの連続で、ドキドキしましたよ。特に洛南の#5神津はもの凄いオーラを放ってました。福岡第一の2メートル超のセンターとのマッチアップで、ディフェンス面相当の体力消耗があったはずなのに(しかも相手は交代で出てくる)、終盤点差が開いて苦しくなりかけた所で、3ポイントを立て続けに決め、会場を大いに沸かせました。
洛南のバスケは本当に良かった。190センチの選手が最高で、高さでは劣っていたものの、ジャンプのタイミングとかいろいろ研究したのでしょうね、特にディフェンスはゴール下負けていなかったと思う。最終的にわずかの差で負けてしまったけれど、感動しました。
と、余韻に浸りつつ、会場を出たら、千駄ヶ谷駅はものすごい人混み。当分、駅の構内にすら入れそうにない。そうです、霞ヶ丘でサッカー天皇杯の準決勝があったのでした。仕方ないので、「新宿まで歩こう」と思い立つ。何度かやったことがある(もちろん後を着いていっただけですが)ので、たどり着けるのでは、という甘い観測で歩き出しました。が、案の定、途中から何処を歩いているのかすら分からなくなる。暗いからなおさら記憶が働かない。結局、相当遠回りをしたけれど、いつものとおり「野生の勘」で新宿駅東口にたどり着きました。
「途中、御苑が左手に見えていた」と帰宅後のオットに報告した所、絶句されちゃった。エヘ☆