コロッケパーティ

コロッケ

数日前から、「コロッケ食べたい病」にかかってしまいました。我が家はほとんど揚げ物をしないので、普段は食卓に上がることがないのですが、実家時代は、よく祖母が作ってくれたものでした。祖母の作る揚げたてのコロッケの美味しさは、本当に格別なのです。
というわけで、今夜のメニューは、問答無用でコロッケに決定。材料はいたってシンプル。ひき肉と玉ねぎのみじん切りを炒めて、塩・コショウ・ナツメグで味付けをして、茹でて潰したジャガイモと混ぜる。後は、形を整えて、小麦粉→卵→パン粉の順でまぶして、揚げるだけ。イェーイ!ひき肉が牛や合挽きではなく、豚挽き肉のところが、多少チープですが仕方ない。「合挽き肉が売り切れ」「牛は高い」「豚肉はタイムセールで100円引き」この3点が揃ってしまえば、主婦の選択肢はひとつだけなのですよ。
久々の揚げ物。ちょっと緊張です。しかも我が家にはエコナしかない。滅多にやらないので「揚げ油」というものが存在しないのです。激しくもったいない気がしますが、美味しいコロッケのために、背に腹はかえられず、エコナで揚げてしまいます。チープなんだか、贅沢なんだか、だんだん自分でも良く分からなくなってきてしまう。
出来上がりです。夫婦二人の食卓に似つかわしくないほどの数のコロッケが、そこにありました。近所に、気軽に食べに来てくれる方がいないのが、こんなときは本当に残念です。「餃子パーティ」はやったことがあるのですが、今度、「コロッケパーティ」もいいかな、と思ってしまう。ソースは定番のウスターソースか、ピリ辛の「どろソース」で。オットからは「形が不揃いなところが、手作り感たっぷりで良い」との評価が。なんですか、それは。