母からのメール

昔から機械オンチの母(TVリモコンがキャパ)ですが、なぜか携帯メールは利用できるのです。しかも、確実に私より打つスピードは早く、長文も難なくこなしてしまいます。離れて暮らすようになって、週に1,2回はメールが飛び交うようになりました(これじゃ、どこかの携帯電話会社のCMですが)。
今朝も通勤中にメールが来たのですが、「台所のリフォーム終わったよ」という報告と、「ピアノどうする?」という相談でした。実家は現在「ピアノ問題」に揺れておりまして、今やほとんど弾く人もなく、物置のような扱いを受けているピアノを、処分するか否かという話し合いがされているのです。そしてなぜか、3姉妹の中で一番ピアノを弾いていた私に、決定権が委ねられたようです。
う〜ん。残念なことではありますが、埃をかぶったまま、数年間、調律されることもなく、ただ置いてあるだけの状態も可哀想なので、「やはり引き取ってもらう方が良いのでは」とメール。
意外だったのは、家族の中で「全くピアノを弾かない人」であった母が、一番ピアノを手放すことを惜しんでいるということ。娘3人(妹二人はまだ実家にいますが)の想い出と重ね合わせてしまっていたりするんだろうなぁ、あの人のことだから…。とりあえず、今週末、台所の見学を兼ねて、実家に寄ってみます。