懐かしの往復書簡 2001

昨日パソコンのことを書いたので、久々に昔やりとりしたメールに目を通しました。2001年頃は、まだオットとも結婚しておらず、私は実家で暮らしていました。オットはというと、会社の寮を出て、外装はオンボロなのに部屋の中はリフォームされて新築マンションのワンルームのようになっている、不思議なアパートに住みはじめたころです。付き合い始めてから4年半くらい?の夏。
自分専用のPCはこれが初めてだったので、オットとのメールのやり取りがそれまでと比べて格段に増えていて(それでも私はオットから来るメールの3分の1くらいの数しか送っていませんが…)、しかも今改めて見ると、なかなか興味深い内容ばかり。あのころ、私は博士学位をとるべく大学院をさらに進学するか、それとも食い扶持を稼ぐために働くか、決めかねたまま悶々と大学の事務アルバイトをしていました。週日10:00〜17:00の勤務が終わった後に先生のゼミへ出たり、紀要の論文を執筆したり、研究発表に出させていただいたり、どうやらいろいろなことはしていたようです。今はさっぱり開き直って暮らしていますが、当時の自分があんなに悩みながら暮らしていたことについて、ビックリしてしまった私。そんな時代もあったのねー。
週末、オットのアパートで過ごす日々は、なかなか楽しかったようです。やっぱり落ち着ける場所が出来たというのは、互いに結構重要なことだったらしく、今の生活のベースを築くことができました。何となく、「一緒に暮らしてもいいかな」と思い始めたころ。
メールデータもこうやって大切に保存しておくと、後から楽しむことができるものなのですね。結婚して一緒に暮らしている今は、さすがにメールのやり取りをする機会が激減していますが、この日記をしみじみと眺める日が、いつか訪れることになるのかもしれません。