近所の洋食屋

(東京が負けてしまったため)傷心のオットを引き連れ、近所の洋食屋さんに夕食を食べに行きました。ずっと気になっていたけれど、なかなか入る機会がなかったお店です。新しいお店って、結構入りづらいものがありますし。
店内は8人が座れるくらいのカウンターと、奥に4人×2の座敷のみという、こじんまりした感じなのですが、たった一人でお店を切り盛りしているマスター(?)がなぜか長いコック帽をかぶっていて、妙にミスマッチ。どうやら30年くらいいろいろなホテルの厨房で働いていた人らしいです。なるほどね。
オットはメンチカツ、私はハンバーグステーキを注文。生ビールも抜かりなく。ちょうど隣の席では、女性が一人で来て食べていて、なんとなく好感を持ちました。なかなかいい雰囲気でしたよ。味もまあまあ。ただ、結構繁盛しているのに、一人で全部をこなしているので、本当に大変そうで、手伝ってあげたくなりました。


もし宝くじがあたったりしたら、こういう小さなお店を一軒持ってみたいなー、とよく思います。料理の上手な方を雇って(つまり自分はあまり働いたりしない)、カウンターには大皿料理が並んでいて、好みのお酒を常時置いてもらって、ふらっと立ち寄ると「これ、新作なんですけど」って料理が勝手に出てくる、みたいな。いやー、いいですね! 「妄想族」を自認しているので、こういう馬鹿げた話なら、いくらでも出てきてしまいます。