草壁家騒動

結局、オットは朝7時ころに帰宅。ほぼ丸1日勤務していたことになります。徹夜状態にも関わらず、それからもずっと起きていて、FC東京のホームゲームを観に味スタまでチャリで行ってしまいました。根性と言う他ないですな。私には、絶対無理。
でもその甲斐あってか、東京は1−0で磐田に勝利し、いまだ首位キープ。渡欧前と変わらない、川口能活と東京サポーターとの暖かい(?)交流もあったようで、オットは大満足の様子で帰ってきました。


ローカルネタなのですが、もひとつ。
昨日、昼過ぎに三鷹駅前を通った際、「サツキとメイの家三鷹市へ!」というのぼりを掲げて、熱心に署名活動をしている方たちがいました。どうやら、今、万博に出展されている、例の「となりのトトロ」草壁家の実物模型を、万博終了後にジブリ美術館へそのまま誘致しようという運動らしいのです。主催は、三鷹市の商工会議所や青年会などで、そろいのハッピなども準備して、かなり気合が入っているようにうかがえました。出来立てのHPも稼動中。
ジブリ美術館の名称が、「三鷹ジブリ美術館」であることを知っている方は、全国的にみると何割くらいなのでしょうか(英語名はGHIBLI MUSEUM,MITAKA)。しかもこれは「通称」であり、正式名がなんと「三鷹市立アニメーション美術館」というらしいです。これは私も知らなかった!隣接する武蔵野市と比べると、地味なポジションに置かれることが多い三鷹市の、おそらく唯一のご自慢が、この美術館なのです。
以前、プラチナチケットとして巷で騒がれていた入館予約チケットに「三鷹市民枠」が設けられていたり、市民や市内小学生が招待される日があったり、映画会があったり、三鷹市民に向けたサービスもいろいろあるようです。私も開館直後あたりに1回行きました(チケットはローソンでとりましたが)。
話が脱線しましたが、美術館のある敷地に隣接して、運動場といおうか、原っぱといおうか、土地が余っていることは確かなので、おそらく、誘致活動をしている方たちは、そこに草壁家を持ってこようと考えているのではないのでしょうか。三鷹市としても魅力的な案であるし(市長もかなり乗り気です)、おそらくジブリ美術館側としても、少しこじんまりとした感のある美術館に併設して新しい施設を建てられれば、リピーターを呼び込むことになると考えるのでは。
とはいえ、この草壁家の今後に関しては、すでに「トトロの森」で有名な所沢市をはじめ、全国各自治体が誘致に名乗りを上げている状況ですので、どうなるのかは、さっぱり分からないのです。でも、草壁家単品を持ってきたところで、果たして集客可能なのかどうか…。それに、そもそも万博終了後に保存するのかどうかもはっきりしていないみたいですし。ややこしい事情が絡まりあって、さて、どのような結論に落ち着くか。
個人的には、もちろん自宅徒歩5分のジブリ美術館に来てくれれば嬉しいのですが、意外と「江戸東京たてもの園」に、なんてことがありそうかなと思ったりもして。あそこも、ジブリとは浅からぬつながりがあることですし、今から名乗りを上げれば、ダークホースになれるかもしれません。