オットはマイラー

オット用Edyチャージ機

実は、このブログを書き始めた頃から、「これはいつか書いてやろう」と思って、ずっと寝かしていたネタがありまして。もったいぶった出だしの割に、実は大したことない内容かもしれませんが、ついに書いちゃいます。
夫婦二人暮しの家計やりくりは、一般的にはどのようなものなのでしょう?どちらかというと、奥さんが家計を握っていて、旦那さんが小遣い制をしかれているイメージがあります。しっかり者の奥さんによる「妻主導型」ですね。その例にぴったりあてはまる友人夫婦と会うたび、夫婦間の壮絶な「小遣い闘争」の話を聞かされます。これがとにかくおもしろい。
また、子供がいなくて共働きの場合などは、家計用のお財布がひとつあって、個人用は別々などという、かなり独立性の高い場合もあったりするようです。
ただ、こういうお財布事情は、結構興味があるテーマなのですが、やっぱり相当親しくないと、突っ込んで聞きづらいですよね。

前置きが長くなりましたが、我が家の家計はといいますと、「完全オット主導型」です。「オット集約型」といった方が正しいかもしれない。基本は「カード」「クレジット」「ポイント」の3点。これらを如何に上手く運用できるかに、日々心血を注いでいるのです。「何を大げさな」と思われるかもしれませんが、マジです。
例えば、外食で会計を支払う時。「カード使用可」の店ならば絶対にカードを使用します。まあ、これはそれほど珍しくない話かもしれませんが。さらにオットの場合、大人数の飲食の場合に率先して「幹事役」をつとめます。大人数分の会計を自分のカード払いにまとめることによって、一気にポイントが稼げるからです(同席者からは現金やネット振込で徴収)。
もちろん、これだけじゃありません。クレジットカードを使えない本屋では、クレジットカードで購入した図書カードを使用します。また同様に、飲食店では「ジェフグルメカード」。コンビニ、ドラッグストアでは「クオカード」や「Edy」。電車に乗る時には「パスネット」や「Suica」。バスに乗る時には「バスカード」。他にもいろいろあるのですが、とにかくこれら様々なプリペイドカードを、あらかじめクレジットカードで購入することによって、オット曰く、「何の特にもならない現金払い」を極力防いでいるのです。
家族である私も、オット理論の信奉者たることが求められます。上記プリペイドカード類を携帯させられ、常に「まだ残額足りてる?」と確認される日々(「足りない」と言えば追加支給されます)。昨年にはとうとう「家族用クレジットカード」も持たされました。支払いは全てオットの口座から引き落とされ、すなわちオットのポイントに還元されるという仕組み。いやー、この手のネタに関しては、本当に鬼のようにマメな人です。例えば、クレジットやプリベイドカードで支払可能なのに「面倒くさいから」という理由で現金で支払ったりすると、後から叱責を受けます。いまや私もすっかり調教されてしまいました。
そんなわけですので、我が家の家計はほぼ、クレジットの引き落とし先であるオットの口座から支払われているのです。私の給与口座からは、自分のお昼代や食材購入費(もちろん現金支払オンリーの店舗の場合)だけが支払われている状況。…これって、結構珍しくありませんか?

ただし、どうしても腑に落ちない点がひとつ。こうして溜め込んだポイントは一体どうなるのか?ということです。実は、マイルに交換され、オットのサッカー観戦用の遠征費になるんですねー。国内分の無料マイルだったら、日常気をつけていれば、結構あっという間に溜まるらしいです。あるときは広島へ、そしてあるときは大分へ。気ままに週末観戦が楽しめるというわけです。若干腹立たしくなる面も確かにありますが、私は飛行機嫌いなので、どうしようもないのです。