白い日

いただきました

オットからバレンタインのお返しをいただいてしまいました。世の中にホワイトデーがあるということも、自分が彼に何かをあげたということも、すっかり忘れていただけに、びっくり。昨日、吉祥寺を一人でふらふらした時に購入したそうです。会社の方の分もしっかりと。うんうん、こういうことは、おろそかにしてはいけないよ。
問題なのは、私にくれたその中身。…えーと、ポテチですよ、これ。オットからは「だって、好物じゃん」との回答が。ええ、確かにそうですとも!(1月27日参照)しかもこのポテチは、かなり高級かつ美味しいヤツではないですか!
しかし単純に喜ぶなかれ。実は、オットからポテチを買い与えられたことに、驚きを隠せません。私にとって、「ポテチ=オットに隠れて食べるもの」というイメージがすっかり定着しておりましたので(怒られるから)。いつもはオット帰宅までのわずかな隙を見計らってこそこそと食べているのです。でも「ソファにカスが落ちているぞ!」だの、「このレシートは何だ!」だの、果ては「飲むヨーグルトを飲んだ痕跡があるが、これはポテチを食べた時のものだろう!」など、この件に関しては刑事並みの嗅覚を効かせるオットにより、常に厳しい追及にさらされています。これが全くの濡れ衣だったら私も言い返せるのですが、ほとんどが図星なだけに、始末が悪いんですよね…。すっとぼける他ない。
そんなわけで、「何か裏があるのでは?!」と思い、すぐには手出しできないのです。

さらに、大学のT先生からもなぜかチョコレートをいただいてしまいました。別にホワイトデー云々は関係なく(あげてないし)、「いろいろ事務作業を手伝ってもらったから」とのことでした。朴訥なお人柄なのですが、意外と謝意を形に表すことをなさる方なんです。でも、タイミングが悪かったのは、学部生時代から先生一筋で追っかけてきた(つまり研究指導を受けてきた)院生Mさんがその場にいたということ。しかもあろうことか、先生は途中でそのことに気付かれ、「Mさんの留学合格祝いということもあるので、2人で食べてください」と言ってしまったのです。先生、その優しさはちょっと残酷ですよ!
もちろんといおうか、袋の中にはどう見ても一人分の包みしか入っていないし、Mさんはきっぱりとご辞退したのです(おそらく傷ついてしまわれたことでしょう)。八方美人傾向のある世の男性諸氏は、こういうことをしでかさないように、くれぐれもご注意されたし!

先生にいただいた袋の中には、かのゴディバが。まさか自分がこんなものを頂くことになるとは思わなかったです。でもやっぱり、ちょっとビターでほろ苦く感じてしまいました…