母に泣かれた日

土産の抹茶ケーキ

今日は、母と妹その2がやって来る予定。到着は17時近くになるとのことだったので、のんびりと支度をして待つことに。
来客が来ると良いこと。それは「家の中がきれいになる」ということ!お互いに「便利だから」という理由で出しっぱなしにしていたモノが、とりあえずあるべき場所へ収納されるので、部屋がすっきりと見違えるほどに。このときばかりは、オットも進んで片付けに協力してくれます。でも、すぐまたちらかっちゃうんですけどね…。

そして買出しへ。近所にわりと高級食材がそろったスーパーがあるのですが、クレジットカードやEdyが使えないので、現金払いをこよなく嫌う、バリバリ「カード派」のオットは、よく文句を言っています。ところが、今日はちょうど「ポイント10倍セール」をしていたので、1回の買い物で、300円分の買い物券をゲット。現金払いでも、こういうことがたまにはあるのです。

料理の下ごしらえなどが済んだところで、2人が到着。ビールやら、、抹茶ケーキやら、お菓子やらいろいろもってきてくれたので、いつもはスカスカな我が家の冷蔵庫は、すっかり満員御礼状態に。
しばし、オット主導でご歓談いただき、その間に料理を完成させる。実家時代は、ほとんど料理など作ったことがないダメ娘だったので、2人とも興味津々。妹には「本当に料理してるよ!」と大はしゃぎされ、あちこちの角度から携帯で撮影されるし(証拠として父に見せるらしい)。…そろそろ信じてくださいましたか?
ビーフシチューとサラダは、それなりにちゃんと作れていたようです。感極まった母に泣かれてしまった時には、ちょっと困りましたが。オットは初めて見たので驚いていたようですが、我が母はとっても涙もろくて、テレビのドキュメンタリー番組には簡単に感情移入して泣いてしまうし、娘3人の歴代の卒業式にはこれまで必ずといっていいほど泣いておりました(娘は泣いていないのに)。しかし、まさか料理を作ってあげただけで泣かれてしまうとは…。えー、一応書いておきますと、「あまりにも不味くて泣いた」わけではないですよ。
不器用な人なので口には出すことはないのですが、母なりに、こんな娘のことを心配してくれていたのかもしれませんね、実は。
しかし、私は見ました。母がこっそりと見つからないように、シチューに入っていたニンジンを、隣にいる妹の皿に移していたのを。子供ですか、あなたは。

食後は、オットが珈琲を淹れて、4人で土産のケーキを食べました。なかなか遊びに来てくれなかったのですが、これからはもっと頻繁に来て、娘が料理をする様を見てやってくださいね。