プレイバック・青春

オット(FC東京の練習試合を2週連続で小平まで観に行ってしまった・・・)とは別行動の一日。
高校時代の友人と、大江戸線に乗って、トリトンスクエアまでクラシックオーケストラの演奏会を聴きに行きました。トリトンスクエアは、ずいぶん前に一度訪れたことがあるけれど、相変わらず休日は人が少ない。閉まっているお店も結構あったし、これで大丈夫なのでしょうか。ま、人が少ないのは快適だけど。

オーケストラ。実は、高校時代に部活でやっていたんです。バイオリン弾いていました。大学以降はすっかり遠ざかってしまって、演奏会に行くこと自体、かなーり久々という有様に。
でもその一方で大学、そして社会人になってからも地道に活動を続けている方達もいます。今日の演奏会にはそんな、私の高校のOB・OGの皆さんが多数参加されていたのです。なつかしい顔が、舞台上にも、そして客席にもちらほら。
アマチュアとはいえ、そこはずっと鍛錬してきた方たちですから、本当にすばらしい演奏でした。贔屓目なしで、お金を払っても聴く価値十分にありです。難しそうな楽曲を易々と、堂々とこなす姿を見ていると、高校時代には確かに同じ場で苦労をわかちあっていたはずなのに、すごく立派に見えてしまって、なんだか遠い存在に感じてしまいました。

久々に集中して「音楽」と向かい合うことができました。でも、そんな中でも、クーラーのない教室で夏休みも汗だくになって練習したことや、気難しい指揮者の人にビクビクしていたことなんかを、つらつらと思い出したりして。ノスタルジーってやつなんでしょうかね。
演奏会後の楽屋裏は、さながら同窓会のようでございました。あまり話をできる時間はなかったけれど、皆がそれぞれ頑張っているんだな、ということがなんだか嬉しかった。
高校を出てそろそろ10年になろうとしていますが、なかなか全体的に集まる機会がなかったので、今度企画をたててみようかな。こういうのって誰かが始めないことには、どうしようもないんですよね。