不毛な争い

3連休の最終日、実家で夕食を食べてきました。

その前に、ワンコとお散歩。実家へ帰ってきたときの楽しみでもあります。
なんだか達観した顔で写っておりますが、まだ若造です。しかも、家族中で甘やかしたため、ダメ犬街道まっしぐら。全ては飼い主のせいです。
「犬見知り」っていうんですか、散歩中に他の犬を見かけると、いくら飼い主が制止ししても、吠えるんです。そのため、道の向こうに犬がいると迂回したり、気づかせないようにしたり、なんら問題の解決にならない情けない対処療法を強いられています。神田川沿いでこんな犬を連れた挙動不振の飼い主がいたら、それは私の実家関係者だと思ってください。

さて。
よく喫茶店など会計レジの前で、どっちが支払うかレシートを奪い合っている人たちがいますよね。多くはご年配のご婦人かと思います。あんな醜い争いを親と繰り広げたことはありますでしょうか。
私の母は、娘夫婦にビタ一文たりともお金を支払わせようとしない人です。今日も、オットがサッカーの開幕戦チケット（おそらく入手困難）を母にプレゼントしたのですが、そのチケット代金をどうにかして払おうとしました。相手が素直に受け取らないと悟るや、置いてある娘のカバンにお札をねじ込む始末。
この前のソウル旅行費用ほとんどを出してもらっている状況（！）でもありますし、我々夫婦も負けずに応戦。ティッシュの箱の下にかくしたり、三女に握らせたり。
とうとう、帰り際にお金を置いて、夫婦ダッシュで逃げ出すように出てきました。とりあえず勝利（？）はしたものの、駅までの道のり、暗闇から突然母（または妹）がお金を持って現れそうな気がして、ハラハラでした。でも、こんなスリルは味わいたくない・・・
ちなみに、この母娘の不毛なやりとりは、妹たち曰く、祖母と母のそれにそっくりだそうです。90歳代の祖母は、今年も母に「お年玉」を渡そうとしていたとか。

オットにはよく、「妻の実家は楽しい」と言われます。が、そろそろ呆れられそうな予感たっぷりです。