シャカリキ!

オットが「絶対面白いから読んでみろ」と買ってきた漫画です。

シャカリキ! (1) (小学館文庫 (そB-12))

シャカリキ! (1) (小学館文庫 (そB-12))

ああ、この作者は今年ツールの解説者にも招かれていた方ですね。何でもすごくリアルな自転車漫画だとか。文庫版なので、結構前に描かれたものだと思うのですが、確かに面白い。画が丁寧で、自転車のパーツなんかもすごくリアル(あまり詳しいわけではないですが)。相当の自転車好きでないとここまでこだわれないと思う。
自転車で急坂を登ることへ異常な情熱を傾けている主人公が、有名な自転車部のある高校に入学し、そこで出会うライバルと共に切磋琢磨していくというストーリー。自転車ロードレースをよく知っている人も知らない人も、どちらも楽しめる懐の広さ。あと女の子の描き方が昔っぽくて(アニメ的でないという意味で)、今となっては逆に新鮮です。
バスク人みたいな顔をしたエースの先輩、あと平地スプリントにこだわるライバルのイケメン同級生、山バカな主人公とのそれぞれの意地をかけたぶつかり合いが面白いのです。まだ3巻までしか読んでいないけれど、続きを読むのが楽しみだわん。