夫婦じゃんけん

どちらかが先に落ちてしまった場合じゃない限り、我が家では、寝る前にじゃんけんをします。恒例行事。これに負けると、寝転んでから10数分かけて自分の身体になじませてきたお布団とおさらばして、立ち上がって電気を消さなくてはいけないのです。
ちなみに、我が家は畳に布団を敷いて寝ています。「枕元用スタンドを使えばいいじゃん」なんて言ってはいけません。さらに、延長紐は、特にこれといった理由はないけれど、なんだか使いたくないのです。かくして夫婦間で、情け容赦ない真剣勝負が繰り広げられるわけです。そして、たいてい負けると、一方から勝ち誇った言葉が浴びせられるので、大変屈辱的な気分になります。ええ、あほです。
でも、じゃんけんは面白い。「言いだしっぺが負ける」なんていう法則もうっすらとあるような気がするし、なぜか「強い時期」「弱い時期」が入れ替わっているような気もする。現在は、どちらかというと私の負けがこんでいます。数ヶ月前までは、無敵だったのですが・・・。
昨晩の勝負では、珍事が発生。私がパーを出したのですが、なぜかオットが「親指と小指以外の3本」を出したのです。本人は「チョキを出そうと思ったらすべった」と主張したのですが、いわゆる「いなかチョキ」でもないし、全く腑に落ちなかったので、もちろん再勝負を挑みました。・・・でも、結局負けたのですけれどね。