忙しい一日

御花

ここ数週間ほど準備を重ねてきた担当学科主催の「お別れの会」が開催されました。学科の教員が、今月初めにお亡くなりになったのです。突然の訃報に驚きと悲しみを覚えつつも、こういう時に「やるべきこと」があって、忙しくできるのは、ある意味幸せなことなのかもしれません。
「あまりお葬式っぽくしないで欲しい」というご家族の希望を受け、大学内で一番綺麗なホールを貸し切りにして、業者にケータリング(ワインとチーズ)を依頼し、最終的には200名以上の参加者が集う、非常に賑やかな会になりました。会場のお花も、写真の通りの華々しさ。壇上には、先生の「机」を再現し、お写真を飾りました。
悼む気持ちを抱えつつも、とにかく忙しい一日だったので、会の進行のことばかり気を配っていました。ゼミの学生や、ベテラン職員の方たちのサポートがあって、何とか無事に終了・撤収が済んだ後、先生の研究室で当日司会をなさったお弟子さんたちと、美味しい赤ワインを空け、ようやく一息。先生のお写真を見ながら、皆でしみじみと語り合った、そんな夜でした。