TOUR OF JAPAN

バルロワールドの車

日本最大のステージレースと言われる、TOJに今年も行ってきました。機動力の低い我々夫婦にとって、近場で世界レベルの選手が観られる貴重な機会。これを逃してなるものか!
11時日比谷スタートなのですが、1時間くらい早めに到着。レース前の雰囲気が何とも言えず楽しいのです。選手やスタッフ、これから使用するロードバイクを、とんでもない至近距離で見ることができます。初めて行った時には、あまりもの開放的な雰囲気にびっくりしました。一般客がこんな所まで入ってもいいスポーツ競技は、あまりないのでは?
上の写真は、総合首位のカルデナスを擁するバルロワールド・バルジールのチームカー。なぜかゼッケンが逆に貼られておりますが、これが何を意味するのかは分からない。2001年ツール・ド・フランスの山岳ステージで優勝という華々しいキャリアをもつカルデナス(昨年のブエルタ第17ステージでもロベルト・エラスを振り切ってステージ優勝しました)は、やっぱり群を抜いた強さだったようです。結局、総合・山岳・ポイントの3賞を独占。レース前のバルロワールド・バルジールのテントもかなりリラックスムードでした。やっぱり「余裕」って感じ?↓

もう1つ人気を集めていたのが、ブリヂストン・アンカーのテント。春先にランカウイでも大暴れした福島兄弟の知名度はやはり抜群で、サインや握手を求める人がたくさんいました。特に弟の福島康司選手はレース出走前にもかかわらず、快くそれらに応じ、自分のポストカード(ランカウイ名場面集と思われる)も積極的に配って、ファンサービスしまくっていました。もちろん、ゲットです。↓

…しかし、康司選手。噂にたがわず、フレンドリーなお方でした。人気があるのが良く分かります。ちなみにご兄弟のHPもかなり積極的に運営されています。
10分前くらいにスタート地点へ移動。片道4車線の道路を完全に通行規制して、堂々の出発です。スタート前も仲良く一緒の福島兄弟が目の前にいました。↓

あっさりスタートを切ってしまったら、後は周回コースのある大井埠頭まで追っかけていくわけですが、無料シャトルバスがなかなかの混み具合で…!やっぱり本格的な自転車乗りの皆さんは、後ろから悠々と自転車で追っかけていくわけです。うう、うらやましいぜ。
会場に到着後は、レースの様子を眺めながらも、実は都内の自転車乗り全員終結!のような一種独特の雰囲気も楽しめます。何て高そうな自転車たち…。オットがしきりに「オレにくれ!」と横で言っていたのですが、それは完全無視の方向で。
やっぱりいいですねー、サイクルロードレース。日本国内で、もっとメジャーな競技になってもいいのに。