若者と飲む

担当学科の新入生歓迎コンパにお邪魔してきました。先月は学科主催のお茶会、そして今月は学科長主催コンパ。…ウチの学科は、なんでこんなにも手厚いんでしょうか?
今宵の参加者は1年生34名(約7割)。プラス学科長と私。そして、場所は駅前にある某居酒屋チェーンだったのです。…えーと。「ほとんどが未成年のはずなのでは?」という疑問はあえて口にしないようにしましょう。

18時30分から始まり、2時間ほどの宴でした。その間、学科長の先生のマメさっぷりに、圧倒されっぱなし。今まであまり気づかなかったけれど、先生は根っからの「コンパ好き」だったようです。私は最初の会計徴収だけお手伝いしたのですが、あとは全部先生が見事に仕切りました。開始前には、参加者全員自己紹介。そして途中に「誕生月ごとの座席換え」をはさみ、ワイングラス片手に全てのテーブルを回り会話を盛り上げ、最後には「全員の集合写真を撮って、4年後の卒業式の時に見比べよう!」とおっしゃる。
先生が1年生全員参加の入門授業を受け持っていらっしゃる関係で、発生した今回の企画(コンパ)。そんなお祭り好きの先生を中心とした「仲良しクラス」のようでもあり、完全に打ち解けた雰囲気でした。私は例によって、深く考えずに「場になじめない子がいたら、話相手になってあげよう」くらいの軽い気持ちで参加させていただいたのですが、全くその心配なし。5月病もなんのその。「季節はずれの教育実習生」のごとく、むしろ私がお客様状態でした。

そして、本日最大の感想。「若者は良く食べます!」。最大で私と10歳くらいの年齢差なのですが、ひょっとしてまだ成長期?と思うくらい、(大して美味しくもない)居酒屋コース料理を、どんどん平らげていくのです。
「(モグモグ)○○さん(←私の名前)、あまり食べないですねー」
「…えっ?、ああ、うん。歳とってくると、あまり食べなくても大丈夫になるみたいで」
「へえ、そうなんですかぁ?(モグモグ)じゃ、この唐揚げ、食べちゃってもいいですか?(モグモグ)」
「あ、どうぞ…」
↑こんなやり取りを、しておりました。

若いパワーに圧倒されて、正直あまり飲んだ気がしなかったので、帰宅後に一杯飲んだのは、内緒の方向で。