太極拳大会へ

会場風景

嬉しい3連休の初日。お昼まで職場で働いた後、ちょうど帰り道だったので、先週の会合で先生に教えてもらった「全日本武術太極拳選手権大会」の会場をのぞきにいきました。金・土・日と3日連続で、東京体育館にて開催中なのです。アジア選手権の予選も兼ねているらしく、想像以上に立派な大会でございました。
6面に分けられていて、それぞれ別の種目が演じられています。こちとら、全くのずぶの素人なため、何がどうというのはほとんど分らない。初めて見るものだらけ。カンフー服(?)姿の老若男女が出場しており、ある会場ではクラゲがたゆたうような柔らかい動き、ある会場では槍というか棒というかを勇ましく振り回し、そしてある会場ではリズミカルにとにかく素早い動きで演じられています。そういえば、剣を振り回しているのもありました。とにかく「色々な種類がある!」ということに驚く。
私が習っているのは「陳式」という太極拳で、しばしそれが演じられている会場の前に座って眺める。選手は2人ずつ出てくるのだけれど、全く同じ型であっても、解釈の違いがあったりして、スピードに差が出てくる所が面白い。「静と動」が複雑にからみあい、不思議な迫力があります。「ああ、こういうものなんだな」と深く感じ取ることができました。面白かった。