星をかった日

年末年始、家族が次々と体調を崩し色々と大変でしたが、恒例の実家での年越しと正月の集い(←酒飲みによる宴会と化すのが恒例)に参加したり、お台場に出かけたりしました。

 

そして本日は、午後からムスメと近所のジブリ美術館へお出かけ。「三鷹市民枠」というチケットがあって、「そうだ、ジブリ行こう!」と思い立てば、たいていの平日はすぐにその日のチケットをとることができるという。このありがたい制度を利用して、もう何度もムスメを連れて近くの美術館に足を運んでいます。

この日初めて見た「星をかった日」という短編映画(美術館の映画館でしか見られない)は、とても素晴らしく、心の琴線に触れまくりでした。世界観、美術背景、人物描写、音楽全てがハイクオリティでグレイトな作品。

速攻でパンフレットも購入。

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光と影、昼と夜、大都市と農園、対比的な描写がそれぞれすごく丁寧に作りこまれていて、生れたばかりの小さな星がキラキラと美しく輝く様子には息をのむほどでした。

美術館用の短編映画9作品のうち、これで6作品目を観たことになるのですが、「ちゅうずもう」を抜いて、私的ランキングのトップに。

全編物悲しい雰囲気で、しっとりとした作品だったので、6歳のムスメは「あんまり好きじゃなかった」と言っておりましたが、私はこれだけ見るために、また来てみたい。映画のために、大人が一人で行っても良いのかな・・・。