モン・ヴァントゥー

毎夜視聴を続けているツール、ついに大詰め。今年は最終ステージの前日に厳しい山岳ステージが設けられています。しかも地獄の「モン・ヴァントゥー」登りゴール。上位選手のガチンコ勝負が展開され、結局ゴールまでテレビの前を離れられず。
モン･ヴァントゥーの山頂は、標高１９１２メートルとのこと。森林限界を越えているので、途中から岩肌そのままの白一色の世界に。まるで砂漠のよう。空の青さとの対比が、目にまぶしい。さえぎるものがないので、めちゃくちゃな暴風が吹き荒れているそうです。こんな所にまで道路を作ったこともすごいし、それを自転車で登っちゃうところもすごい。
ここを一番で駆け上がったライダーは、通常のステージ優勝という価値以上の名誉を得られるというのも、納得です。「我こそは！」と必死の形相でペダルを踏む選手の姿に心うたれます。
ステージ優勝は序盤から逃げ続けた末に、スペイン人のガラーテの手に。総合成績は、アンディの揺さぶりにも動じず、コンタドールが堅持。アームストロングも衰え知らずで、相変わらず強かったです。
う〜眠い。