山利喜に行ってみた

んまい

以前オットが紹介していた、下町情緒が漂う町、森下にある「山利喜」に連れて行ってもらいました。FC東京の勝利により、ウキウキとした様子のオット(駒場帰り)と秋葉原で待ち合わせ。いざ!
地下鉄の駅を出てから、わりとすぐ、本館と新館に分かれているらしい。本館はすでに行列ができていたので、新館に向かう。しかし、新館の前にも3組ほどの入店待ちが・・・。一瞬がっかりとしたものの、お店の人が「今、開店してようやく2時間が経とうとしています。つまり中の人たちもそれだけお酒を飲んでいるわけでして・・・。そろそろ丁度良い頃合となりますのでしばらくお待ちください」と素晴らしく分かりやすい説明をしてくれたので、それを信じて待ってみる。10分ほど待つと、本当に団体客が出て行き、3階席に招じ入れられる。
ここの名物は、「煮込み」とのこと。いわゆる「モツ煮」っていうやつです。あまり臓物系は得意ではなかったのですが(レバー苦手)、めちゃくちゃ良く煮込んであり、アツアツ&トロトロで美味しい!こりゃ、人気があるはずだ・・・。向かいに座ったご夫婦も、1人1つ煮込みを注文し、残った汁はガーリックトーストにつけて召し上がっていました。おそらくこれが「基本形」なのね。ふむふむ。
新館は、居酒屋チックな外観のわりには、ワインの品揃えを充実させていたり、「前菜セット」にはイタリアンの技が入っていたり、そうかと思うと刺身や秋刀魚の塩焼きなんかもあるようで、こういう「美味しいモノ、集めてみました」というノリが、もろに好みです。日本酒もわりと珍しいものを置いており、もちろん今宵も「一期一会」を実践。
惜しむらくは、もう少し家から近くにあれば良かったのに・・・、ということ。あんまり酔っ払うと、帰宅がつらそうなので、若干抑え気味に飲みました。
でもたまにはたくましい下町の人々に囲まれて飲むのも、乙なものですね。