上野でクラシック

素敵な小ホール

今夜は、ミキスケ様のお誘いでクラシック(ピアノ)のコンサートに行って来ました。会場は、またしても上野の東京文化会館。少し早めに仕事を切り上げて、向かったわけです。
ところが、山手線が田端駅でストップ。「品川駅で発生した人身事故のため、運転を見合わせます」とのこと。またかよー!!最近こんなのばっかし。
運よく隣のホームに滑り込んできた京浜東北線に乗り換えたのですが、今度は手前の鶯谷でストップ。「しばらくこのまま停車します」との非情なアナウンス。仕方ないので、一旦駅から出ることに。
駅の表示を見ると、「鶯谷→上野は所要2分」となっている。歩けない距離ではないかな?と思い、ふと前を見ると、上野で待ち合わせをしていたはずのミキスケ様がいらっしゃるではないですか!!どうやら、二人とも同じ電車に乗り、同じ思考回路で、同じ行動をしていたらしい。ははは。
結局、「絶対迷うからやめとけ」とのオットの助言を軽く聞き流し、目的地まで歩くことにしました。こんなことでもない限り、絶対に降り立つ機会はなかったであろう鶯谷。繁華街の方は「昭和」のままという印象。ある意味貴重です。「ハトレース協会」やら怪しげなロケットが置かれたビルやらを見やりつつ、公園口を抜けて行くと、10分ほどで目的地に到着することができました。ホッ。開場まで1時間はあることだし、何はともあれビールですよ!!2階の精養軒で、無事の到着を祝って乾杯。ゴクゴクと2杯ほど飲み干す。歩いた後のビールは本当にうまーい!
初めて入った小ホール。なかなか素敵なしつらえでえした。昔の「モダン」の香り。ホールの中は、壁が石造りになっているのですが、ミキスケ様から「ロッククライミングできそうですね」とナイスなご発言。確かに、そんな感じ。
バッハに始まり、武満、ショパンシューベルトと華麗な演奏を充分に堪能。大満足でホールを出ようとしたのですが、外は滝のような雨。…そうでした、台風が来ているのでした。最近、天災(?)が続くなぁ。