画伯作品集 その3

運動会が終わり、ムスメの次の関心事は月末に控える遠足へ。そればかりでなく、早くもイベント続きの12月が待ち遠しいそう。こちとら、年末のことなんてまだまだ考えたくないっすよ。

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新作登場です。お姫様と王子様? お花をもってプロポーズ中らしい。上部に書かれている謎の暗号が気になりますが、作者によれば「英語書いてみた。特に意味はない」とのこと。ああ、よく服にある意味のない単語的な。メルヘンな印象の作品でございます。

 

メルヘンといえば、ムスメのイマジネーションについて。保育園では食育の一環として、給食の食材を調理前にみんなで観察して絵に描くということをたまにやるのですが、ムスメの描いた絵はちょっと独特。

壁にみんなが描いたサンマの絵が貼り出されていたのですが、実物を目の前に見ながら描くわけですから、自然に写実的な感じになるものです。大きさや形や色を子供なりの視点で丁寧に再現しようとするわけです。中心に実物大のサンマがドーンと描かれた作品がずらっと並んでいます。

が、ムスメの絵だけ海の中でサンマが泳いでいるのです。海藻や他の魚が周囲に配されて、青地をバックにどことなく楽しそうにサンマが泳いでいる。見た瞬間、すぐにムスメの作品だと分かりました。そういえば春に描いたタケノコの絵も、隣に青々とした竹が描かれて、一人だけまるで森の中のようになっていました。

おそらく課題の意図には反していると思うのですが、このイマジネーション(たくましき想像力)を大切にしていってほしいと願います。小学校で「あの子、ちょっと変わっているよね~」と言われるタイプになってしまう予感大ですけれど。