千葉梨狩りツアー①

晩餐

千葉県北西部某市にお住まいのK夫妻宅へ、泊りで遊びに行きました。今回の目的は、ずばり「梨狩り」なのです。幸水の時期は終わってしまったけれど、まだまだ美味しいシーズン。同じく梨好きの旦那さんがいるY家夫妻と一緒に、今回図々しくもお世話になったのです。
実は「狩り」初体験でございます。自宅近くにあるという果物農家に連れて行ってもらいました。K家奥様によると、この辺りにはナシゴレンならぬ「梨御殿」と呼ばれる梨で財を成した豪邸が多くあるらしい。この農家はどうなんでしょうか。とりあえず2階でダンススタジオも経営しているようでしたが・・・。
入場は無料で、もいで採ってきた分を量りにかけて、お金を支払うという明朗会計システム。くわえタバコのおっちゃんに先導され広い農園を進む6人組。今の時期、「豊水」という品種が旬らしいです。170センチ以上の人だとかがみ込む形になるくらいの高さに、大きな梨がたわわに実っておりました。すぐに食べる分も含めて、6人で20個くらい収穫して5000円ほど。お安い。楽しい狩りであった。
夕飯はいつもの通り、皆で力を合わせて合作。これがいつも楽しいのです。今回はK家旦那さんが、中国人「陳さん」から直伝を受けたという「皮から作る水餃子」にチャレンジするらしい。結局、皆で協力して「陳さんのレシピ、よく分からん」などと言いつつ、作成することになりましたが。一時はどうなることかと思ったけれど、なんとか無事にそれらしきものが出来上がる。
出来上がり図は写真のごとく。水餃子の他には、根菜炊き込みご飯、ゴーヤチャンプルー、ソーセージボイル、ホタテのバター醤油焼き、アスパラベーコン巻、冷奴、いんげんのおひたし、ミョウガのお吸い物などがゴトゴトと並ぶ。この統一感の無さは、まさに各自が思いのままに調理という感じ。調理参加者が多すぎるためでしょうか、途中「船頭多くして船山登る」という言葉が一瞬頭をよぎる場面があったものの、数年前の会合に比べれば、格段に各自の腕が上がった感もあり、無事に出来上がりました。全員が不安を抱いていた水餃子も上出来だったし、美味しくて、嬉しくて、ついつい酒が進んでしまう夜。今晩はお泊りなので帰る心配なしだしね!