バケツでごはん
ご存知、玖保キリコ(http://www.kubokiri.com/index.html)のコミック。名作だと思うのです。
バケツでごはん (1) (Big spirits comics special)
- 作者: 玖保キリコ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1994/06
- メディア: コミック
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- 上野原動物園の動物たちが織り成す、シニカルな打算を含みつつの、友情であったり、恋であったり、家族愛であったり
- 実は動物たちは人間と全く同じように暮らしていて、ヒミツの地下鉄で毎日動物園まで「出勤」している(しかも動物界において動物園は花形職業)
- 芸には厳しいが涙もろい面のある浪花野郎、王様ペンギンのギンペー(←動物園に中途採用)が主役
- その他、ゲイのミンクや、事業に破れホームレスにまで身をやつすパンダや、メルヘンの世界に生きるキリンや、親に虐待され口がきけなくなった子ブタなど個性的なキャラが目白押し
擬人化された動物たちの生活はとにかくリアルで、どことなくユーモラスな所がツボにはまります。ハードカバー版にあるパラパラ漫画も楽しい。
元々オットが所有していた物ですが、「学生時代から私が借りっぱなし→家を出る時に三女の部屋へ→先日三女PCのメンテナンスをした時に発見」という流れで、久々に一気読み。やっぱり面白いなー。