渋谷→国立競技場

選手入場

周知のとおり、本日は東京地方に震度5地震が発生したのでした。そのとき私は渋谷にいたのですが、驚くなかれ、「全く地震に気付かなかった」のです(その理由は明日の日記で)。ただ周囲の人びともあまり慌てた様子がなく、ごくごく日常的な渋谷の風景だったので、銀座線の改札口に至るまで、私とオットは全く「異常」を察知していませんでした。
渋谷から、電車で国立競技場へ行く予定だったのですが、「営団地下鉄全線ストップでーす!!」のアナウンスで、ついに事態を知ることに。地下鉄・JR線が動いていおらず、バスは長蛇の行列になっている絶望的な状況に自分たちが放り込まれていることに、ようやく気付いたのでした。とりあえず情報が欲しくても、携帯電話での情報検索はおろか、通話もできず。「これはもう、歩くしかないでしょう!!」という結論に至る。
かくして東京砂漠を歩いて、ひたすらに国立競技場を目指しました。ただ実は、渋谷から歩けない距離ではないのです。徒歩40分くらい?だったでしょうか。でも、今回は良かったけれど、電車・バスが使えず、携帯も使えない状態に巻き込まれてしまうということは、結構大変なことなんですね。私は地理感覚が全くないので、一人だったら、ピンチだったかも。東京で災害に巻き込まれた時の怖さが、やけにリアルに感じられました。
ようやく競技場に着いてみたら、意外にも、ほぼ普段どおりの人入り。結局1万8千人以上集客できたことに。皆さん、どうやってここまでたどり着いたのですかっ?!オット曰く「試合が観たければ、どんな状態でもやって来るものだ!」。いや、全員が全員、あなたみたいな人ではないのでは・・・。
はー、散々歩いた後のビールは美味かったー!