塩の柱

今日・明日と連続で「幹事」を務めなければならない飲み会が続きます。「幹事」なんて責任重大な役どころは、日々適当で、ガサツな(←オット談)私には、全く不向きなのですが、人生、たまにはこんな事もあるのです。
お店への予約は、随分前にしていたのですが、確定人数を店側にお知らせしたのは、前日。いきなりキャンセルされてもいいように、若干少なく見積もって「15名」と頼んだのに、当日確認してみたら、いきなり「10名」に。ギャフン。仕方ないので、「当日で申し訳ないんですけれど10名で…」とお店に電話で謝りました。
ところが、いざお店に着いてみたらば、先ほど「行けない」と言っていた学生がいるではないですか! 結局「15名」に逆戻り。最近の若者は何を考えているのかよく分からん。
たっぷりとビールを飲んでエンジンが程よく暖まったところで、2次会に流れることに。ある先生から「学部生を撒いて、一緒に飲もう」という話が出ました。そして、その先生がおっしゃるには、「決して後ろを振り返ってはいけません。振り返ると塩の柱になりますよ」とのこと。「何じゃそりゃ?」と思ったのですが、どうやらご専門の旧約聖書に引っ掛けた、先生なりのジョークだったらしい。知識の乏しい私にはその時点では分からなかったのですが、妙に心にひっかかったので、その後調べてみたら、出てました(http://www.try-net.or.jp/~f-frank/person07.html)。う〜ん、勉強になったよ。
おかげさまで(?)、振り返らず一直線に進んだ私たちは、オトナの雰囲気のお店で、日本酒を堪能できたのです。皆様も、2次会で人数を減らしたいとき、「振り返ると塩の柱になるよ」と言ってみてはいかがでしょう?